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イチョウ並木の“おいしい”はなし

2015年11月18日 17:08
イチョウ並木の“おいしい”はなし

 紅葉シーズンということで、東京都内屈指の紅葉の名所・神宮外苑を内田キャスターがリサーチしました。イチョウ並木を散策しながら食べられるグルメ情報も必見です!


■高さが違う?イチョウ並木のナゾ
 神宮外苑で最も美しいといわれるのが、絵画館に向かう並木道。これから見事な紅葉を見せるこのイチョウ並木で、あることに気づきました。上から見ると、木の高さに特徴が―絵画館側のイチョウの木は、青山通り側よりもちょっとボリュームがなく、サイズも小さく感じます。

 実はこの並木道、絵画館に向かって少しずつ木が低くなっているんです。このイチョウ並木ができたのは大正12年。最初にイチョウを植える時から、絵画館に向かって徐々に低くなるよう意識したんだそう。それは遠近感を利用して、絵画館が引き立つようにするためなのだとか。


■実は“テイクアウト”激戦区
 そんな神宮外苑のイチョウ。観賞する時のお供に、珍しいグルメを見つけました。訪れたのは、バインミー専門店の“ビエット バインミー コート青山”。バインミーとは、ベトナムのサンドイッチのこと。かつてフランスが統治していたベトナムでは、フランスパンに具材を挟み、魚しょうで味付けするんです。

 でもなぜ神宮外苑で、ベトナムのファストフードなのでしょうか?スタッフの角本さんによると「外苑前がテイクアウトのお店の激戦区となっておりまして」とのこと。調べたところ、神宮外苑周辺にはテイクアウトできるお店が、なんと51軒も!外苑はスポーツをする人や散策する人が多いため、バラエティーに富んだテイクアウトが楽しめる穴場なんです。テイクアウトの専門店の中には、キャビアやブルーチーズなどの食材を使用した、こだわりの高級クレープ店もありました。


■あの“マーク”はイチョウじゃない!?
 テイクアウトを両手にした内田キャスター。ここで、紅葉を待つ心境を一句。

 「並木道 色づくまでに おなかへる」

 ちなみに、イチョウに見える東京都のマーク。実はイチョウではなく、東京(TOKYO)の“T”がモチーフだそうです。お間違えなく…。

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