「スカイマーク」新経営体制が発足
経営再建中の航空会社「スカイマーク」は29日、新たな経営体制をスタートさせた。
スカイマーク・佐山展生会長「きょうが本当の意味でのスタートです。少しでも地域経済、ご利用される皆さんのメリットになるような航空会社になりたいと強く思っております」
29日、正式に発足したスカイマークの新しい経営陣には、代表取締役会長に、投資ファンド「インテグラル」代表・佐山展生氏、社長に日本政策投資銀行の元常務・市江正彦氏が就任した。会見では、ANAとの間でコードシェア(=共同運航)の契約を結んだことが発表された。開始時期や路線は未定。佐山会長は「来月中旬頃までに方向性を示せれば」と述べた。
スカイマークはコスト削減のため、ANAと部品や燃料の共同調達についても検討する予定だが、今後は、収益を拡大するための具体的な方針を打ち出せるかが課題となる。