２０２０年東京オリンピック・パラリンピックの政府の基本方針が２７日、決定し、過去最多の金メダル獲得に向けた選手強化や、テロ対策の推進などが盛り込まれた。

　政府の基本方針は、２０２０年東京大会の準備や運営の柱となるもの。基本方針では、日本として今までの１６個を上回る「過去最高の金メダル数獲得」を目標に掲げ、戦略的に選手強化を図るとしている。

　また、「復興五輪」として、東日本大震災からの復興の後押しとなるよう、被災地と連携した取り組みを進めるほか、フランス・パリの同時多発テロなどを受け、情報収集やテロリストの入国阻止など官民一体となったテロ対策を進めていくとしている。