東武東上線トラブル モーター送電不具合か
7日夜、埼玉県内の東武東上線で列車が立ち往生し、3時間にわたり、運転を見合わせた。車輪を動かすモーターの送電回路に不具合があったとみて、原因を調べている。
7日午後8時すぎ、東武東上線のふじみ野駅と鶴瀬駅間で列車が突然停車し、約3時間、上下線で運転を見合わせ、5万人に影響が出た。東武鉄道は8日朝から車両の点検を行っているが、突然停車した原因としては、車輪を動かすモーターの送電回路に不具合が生じ、電気が送れなくなったと考えられるという。
さらに、他の電気系統の送電回路にも不具合が生じた可能性があるということで、東武鉄道では部品を分解するなどして、原因を詳しく調べている。