園児ら131人胃腸炎、ノロ感染か 日立市
茨城県日立市にある認定こども園で、園児と職員合わせて131人が、ノロウイルスとみられる感染性胃腸炎になったことがわかった。
茨城県の保健福祉部によると、日立市にある認定こども園「十王幼稚園・保育園」で先月27日から今月7日にかけて、園児122人と職員9人がおう吐や下痢の症状を訴え、そのうち5人からノロウイルスが検出された。園では今月2日に餅つき大会を行っていて、その日から症状を訴える園児や職員が急増したため、保健所はイベントに使用した餅やきなこなどを検査したが、ノロウイルスや食中毒菌は検出できなかった。
園児の保護者「この時期でノロウイルスって聞いたので、やっぱり子どもを登園させるのも心配です。とりあえず手洗い・うがいを細かくやるしかないのかなって感じ」
今は全員快方に向かっているということだが、感染経路はまだわかっておらず、県は、園や保護者に手洗いの徹底などを呼びかけている。