JR神戸線、新駅の建設現場で足場崩れる
11日午後、兵庫・神戸市灘区のJR神戸線で、新駅の建設現場にある足場が崩れた。現時点でけが人などは確認されていないが、一部区間で上下線ともに運転を見合わせている。
足場が崩れたのは、神戸市灘区にあるJR神戸線の新駅の建設現場。午後1時すぎ、加古川方面に向かっていた下り快速電車の運転士が、走行中に線路内に障害物を確認し、非常ブレーキをかけて停車した。現場には、建設工事のために組まれていた足場が、線路を遮るように落下していた。
電車には乗客約300人が乗っていたが、消防によると、現時点で、けが人は確認されていないという。
現場は、JR神戸線・灘駅から東へ900メートルほどの場所で、新しい駅「摩耶駅」の工事が、来年春の開業に向けて行われていた。現時点で、足場が崩れた原因は分かっていないが、当時、周辺では風速10メートルの風が吹いていたという。
JR神戸線では現在、甲子園口―西明石駅間で上下線ともに運転を見合わせている。