JR神戸線新駅足場崩落 38万人に影響
兵庫県神戸市のJR神戸線で11日、新駅の建設工事の足場が落下した事故は、9時間後に運転を再開したが、38万人に影響が出た。
11日午後1時過ぎ、JR神戸線の新駅「摩耶駅」の建設現場で足場が突然崩れ、線路をふさぐように落下した。現場付近に停車した2本の電車の乗客約1400人は1時間から2時間半にわたって車内に閉じ込められ、6人が気分が悪くなるなどして病院に搬送された。
神戸線は、発生から9時間後の11日午後10時過ぎに運転を再開したが、JR西日本によると、管内で400本が運休するなどして38万人に影響が出た。
この事故を受けて、近畿運輸局は、重大事故につながる可能性があったとして警告。JR西日本は、事故原因を調べている。