構想2年 制作半年 ダンボルギーニ登場!
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町で23日、駅前商店街のまちびらきが行われた。そこにネットで話題の“高級車”が登場した。
梱包資材を扱う宮城県石巻市の「今野梱包」が作った「ダンボルギーニ」。構想に2年、制作に半年をかけ、細かいところも段ボールで高級車・ランボルギーニを再現している。震災から復興が進み、まちびらきを迎えたJR女川駅前の商店街に23日から展示された。
この話を聞きつけ、東京のディーラーから本物のランボルギーニがやってきた。
ランボルギーニ麻布・伊豫田成二さん「私自身が宮城の出身なものですから、何かしらの形で貢献できればとずっと思っていた。たくさんの人が来ていただける、きっかけになればなとは思っています」
本物と見比べても、ダンボルギーニの見栄えに遜色はない。
震災からまもなく5年。女川のまちびらき会場は思わぬ夢の競演で大いににぎわった。