新春の皇居を彩る「春飾り」作り大詰め
新春の皇居を彩る伝統の「春飾り」を作る様子が公開された。
25日、皇居の大道庭園で行われていたのは、新春用の「春飾り」の仕上げ作業。「春飾り」とは正月伝統の寄せ植え盆栽のことで、年末から新年三が日にかけて御所や宮殿などの玄関や車寄せに飾られる。
大きいものは2メートルを超え、樹齢150年以上の梅の古木を中心に松や笹、千両、万両など縁起が良いとされる草木があしらわれ、苔を張り、化粧砂を敷いて仕上げられる。
準備は今月上旬から始まり、新年に梅の花が見頃の三分咲きとなるように温度の調整も行われるという。春飾りは、30日から飾られる。