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静岡・焼津市「ふるさと納税」人気の理由は

2016年1月6日 22:23
静岡・焼津市「ふるさと納税」人気の理由は

 静岡県焼津市のふるさと納税が大人気となっていて、今年度は約34億円が寄付された。特に12月の申請が急増し、市では、年始から対応に追われている。

 静岡県焼津市では、12月だけで過去最高の4万3000件の申請があった。12月は1か月で総額14億円。今年の税金控除を行うための申請期限となったため、駆け込みの寄付が増加したという。

 焼津市のふるさと納税が人気の理由は海産物。5万円の寄付でもらえるミナミマグロの刺し身セットが人気だ。焼津市では、返納品を提供すると対象寄付額の半額が企業に入る。企業は原則、入った金額以上の商品を提供するのが決まりとなっている。ただそれでも多くの企業が参加している。

 今年度、焼津市に寄せられた寄付の総額は約34億円。全国の自治体でもトップクラスだ。好調な理由は返納品の数にもあった。

 焼津市財政課・松永雅樹課長「(返納品を紹介するサイトに)9月ぐらいに問い合わせをした。その時、(返納品数が)日本一だった。それからも増やして489品まできた。返納品の数をとにかく増やして全国に焼津市をPRしている」

 焼津市には集まった寄付の半額が入ることになる。市では、この寄付金の活用方法については来年度から具体的に検討していくという。

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