恒例「福男選び」で激走 兵庫・西宮神社
商売繁盛の神様「えべっさん」で知られる兵庫県の西宮神社では、「十日えびす」の10日、参拝一番乗りを競う恒例の「福男選び」が行われた。
10日午前6時、太鼓の音を合図に表大門が開かれ、勢いよくスタート。参加した約6000人が本殿へ参拝一番乗りを目指して参道を駆け抜けた。
「福男選び」は、商売繁盛を祈願する「十日えびす」の恒例行事で、本殿にいち早く参拝した人がその年の「福男」として認められる。
今年の「一番福」を射止めたのは、兵庫県明石市の高校1年生・水田道成さん(16)。
水田さん「とにかく一番福とりたいという思いが強かったので、体が勝手に前に進みました。3回目の挑戦なんですけど、この場所に立ったということが幸せです」
福男に選ばれた3人はこの後、鏡開きを行い、1年の幸福を祈った。