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気温上昇 今年一番の暖かさも 空気はカラカラ…火の元注意

2023年4月4日 15:43
気温上昇 今年一番の暖かさも 空気はカラカラ…火の元注意
4日(火)の最高気温

4日(火)も広い範囲で晴れて、全国的に気温が高くなっています。特に、北海道や東北北部の上空には5月下旬並みの暖かな空気が流れ込んでいて、今年一番の暖かさとなっている所もあります。

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日本付近は広く高気圧に覆われていて、4日(火)もほぼ全国的に穏やかに晴れています。

暖かな日差しで気温も上がっており、午後3時20分までの最高気温は、宇都宮で21.3℃、前橋で21.7℃、東京都心で21.0℃、名古屋で21.8℃、大阪で21.4℃、福岡で23.8℃など、各地で4月下旬から5月並みの暖かさとなっています。

また、北海道や東北北部では上空に5月下旬並みの暖気が流れ込んで特に気温が高くなっており、旭川で17.0℃、網走で20.2℃、青森で19.1℃など、今年一番の暖かさになっている所があります。

ただ、朝は冷え込んだ所でも日中は気温が高くなったため、朝との気温差が非常に大きくなっています。

特に北海道の佐呂間では、朝の最低気温と午後3時20分までの最高気温の差が25.8℃となっているほか、茨城県の大子で23.1℃、栃木県の那須塩原市黒磯で21.7℃となるなど、一日の中での気温差が20℃を超えている所もあります。

寒暖差が大きいと、体温の調整のために自律神経が過剰に働き、「寒暖差疲労」と言われる様々な症状があらわれることがあります。休息をしっかりととり、栄養バランスの整った食事を意識するなど、体調の管理にお気を付けください。

■空気カラカラ…火の取り扱い注意

また、4日(火)は各地で空気が乾燥していて、最小湿度は、長野県の松本や軽井沢、埼玉県の秩父などで8%、みなかみ町藤原で9%など、東日本の内陸を中心に10%前後まで下がって空気がカラカラになっています。

現在、北海道から九州にかけての広い範囲に「乾燥注意報」が発表されています。空気の乾燥により火災や延焼等が発生しやすい状況となっていますので、火の取り扱いにもご注意ください。