“虐待行為”公表後初の平日登園 認可保育園側「全面否定」で保護者は戸惑い 日野市
東京・日野市が、虐待行為があったと公表した市内の認可保育園が、公表後、初めて平日の登園日を迎えました。園側が虐待を全面否定する中、保護者からは戸惑いの声も聞かれました。
日野市によりますと、吹上多摩平保育園では去年4月以降、保育士の1人が言うことを聞かない複数の園児の全身を締め付けて押さえ込んだり、「早く人間になれ」と怒鳴ったりするなどの虐待行為を行ったということです。
市は7月に改善勧告を出したものの、その後も虐待行為が認められたなどとして、16日、保育園名を公表しました。
保護者「少なくとも4月からお付き合いしてる限りは『あの人、大丈夫かな』とかないです。(園が開いた説明会でも)真実が何か、事実が何かが全然わからない」
日野市は、刑事告発も視野に入れ、警視庁などに相談をしているということです。
一方、日本テレビの取材に対し、園の運営法人の理事や代理人の弁護士らは、虐待を否定しています。