“ハラスメント”町長 “机蹴り上げ”疑惑も浮上 愛知・東郷町
次々とハラスメント問題が明るみに出る愛知・東郷町の井俣町長。今度は机を強くキックした可能性が浮上しています。
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東郷町 井俣憲治町長(愛知・東郷町、8日午前11時ごろ)
「申し訳ない。不適切だったと、いま反省している」
愛知県東郷町の井俣憲治町長が、また、ハラスメント問題で謝罪しました。
これまで、「お前、死んだら香典いくらぐらい?」「死ね お前ら殺すぞ」「いつ巨乳になって帰ってくるの?」などの、パワハラやセクハラともとれる発言が明るみに出て…
東郷町 井俣憲治町長(1日)
「誠に申し訳ありませんでした」
度々問題になる中、さらに明らかになったのが、2年前の11月、町の事業に関する打ち合わせ内容が記載された行政文書です。
行政文書
「『お前は俺の言っとる意味が分かって答えとるんか』と怒鳴りながら机を2度強く蹴り上げた」
そこには職員の説明に対し激高し、町長が机を2回蹴り飛ばしたと記されていました。
これに井俣町長は…
東郷町 井俣憲治町長
「(机は)2畳くらいなので、横幅はこれくらい。そのテーブルの下の側面のところを」
――どんな風に蹴った?
軽くコンと音を鳴らし、実演しました。
東郷町 井俣憲治町長(8日)
「(相手が)恐怖を感じたと記載があるので(パワハラに)該当する可能性が十分にあると思っています」としています。
事実は認めましたが、「強く蹴った覚えはない」と回答しました。
一方、文書を作成した職員は「(きょうの説明は)全く違う。すごく大きな音がするほど蹴っていた」。
次々と明るみに出る東郷町長のハラスメント問題。井俣町長は取材に対し、自身の進退について、今後設置される第三者委員会の結論をもって決めたいと話しています。