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全国初「民泊」申請スタート 東京・大田区

2016年1月30日 1:05
全国初「民泊」申請スタート 東京・大田区

 東京・大田区で全国初の「民泊」がスタート。29日午前8時30分、事業者の申し込みが始まった。

 外国人旅行者に自宅などの部屋を有料で貸し出す「民泊」。大田区の会場には、「民泊」をビジネスチャンスととらえる事業者が申請に訪れていた。

 申請が受理された部屋に行ってみると、キッチンには家電や食器類があり、そして、美容グッズもそろっている。

 とまれる株式会社・三口聡之介社長「これ(民泊)は成長分野なのは間違いない」

 一方、ある町工場の4階を訪ねると調度品を備えた美しい和室が。こちらの和室も「民泊」で外国人観光客に貸し出すことを検討中。

 工場を経営・内村喜信さん「日本の伝統文化の好きな外国人さんに喜んでもらおうかなと」

 またロケットの部品などを作る1階の工場で、日本の先端技術も感じてほしいという。

 大田区の民泊事業は、早ければ来月中旬ごろに始まる見通し。