再稼働の高浜原発「臨界」に
原発の新しい規制基準の下では全国で2例目の再稼働となった福井県の関西電力・高浜原発は30日朝、「臨界」に達した。
29日に再稼働した高浜原発3号機は30日午前6時に核分裂反応が連続して起こる「臨界」に達した。今後はタービン発電機の出力を調整し、来月1日午後2時頃に送電を始める予定。
一方、29日は発電所の周辺で再稼働に反対する住民が集まり抗議の声を上げた。
原発の新しい規制基準の下で再稼働するのは鹿児島県の川内原発に次いで2例目で、プルトニウムを抽出したMOX燃料を使うプルサーマル発電となるのは全国で初めて。