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“ミサイル”通過の可能性 警戒続く石垣島

2016年2月7日 8:18
“ミサイル”通過の可能性 警戒続く石垣島

 北朝鮮による事実上のミサイル発射をめぐり、北朝鮮がこれまでの計画を前倒しし、7日から14日までの間に打ち上げると国際機関に通告した。

 打ち上げ時間は日本時間午前7時半から午後0時半までの間で、発射するコースも変更はないという。ミサイルが上空を通過する可能性のある沖縄県石垣島では警戒が続いている。

 石垣島の港近くの埋め立て地には、2基の迎撃ミサイル「PAC3」が配備されている。発射機を北朝鮮のミサイルの飛来してくる方角である北に向けた状態で迎撃する態勢を整えている。

 PAC3は6日夕方、海上自衛隊の輸送艦から陸揚げされたが、ミサイル発射の予告期間が前倒しされたことで、予定よりも早く6日夜のうちに配備を完了したとみられる。

 石垣市役所も急きょ、職員を7日早朝から招集し、ミサイルの発射予告に備え、対応にあたっているという。

 一方、防衛省は沖縄・宮古島でもPAC3の展開を急いでいて、7日朝までに配備が完了したという。