耳掃除中の事故に注意 鼓膜破れるケースも
耳掃除が思わぬ事故につながることがあるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
国民生活センターには耳掃除中に耳にケガをしたという情報が去年までの5年間に178件寄せられており、そのうち3件では鼓膜に穴があいたという。
事故の原因は、自分で耳掃除をしているときに子供やペットがぶつかるなどして奥に入れすぎてしまったケースが最も多かったという。
また、綿棒は、水や油で湿っていると先端部分が軸から外れることがあり、先端部分が耳の中に残って取り出せなくなった事故も20件以上あった。
国民生活センターは、耳掃除をするときは周囲の状況に気を配り、耳かき棒や綿棒を奥に入れすぎないよう注意を呼びかけている。