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高浜原発4号機トラブル 全作業をストップ

2016年2月29日 18:58
高浜原発4号機トラブル 全作業をストップ

 26日に、再稼働したばかりの福井県の高浜原発4号機で、発電と送電の作業中にトラブルが発生し、原子炉が自動停止した。

 高浜原発4号機の中央制御室では、警報が鳴り響き関西電力の運転員が豊松副社長に異常を報告。

 関西電力の広報担当「一旦これできょう終わりにする。きょうはもう並列なし、タービントリップ(停止)による原子炉トリップ(停止)ということでタービン並列(発送電)が出来なかった」

 29日午後2時すぎ、タービンで起こした電気を送電線へとつなぐ作業中に発電機の故障を知らせる警報が鳴り、タービンと原子炉が自動停止した。29日午後6時現在、原子炉を冷却する系統は正常に機能していて周辺環境への影響もないという。

 高浜原発4号機は、3月下旬にも営業運転する予定だったが、関西電力は29日午後6時現在、全ての作業をストップして原因を調べている。

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