高浜原発、予定通り26日にも原子炉起動へ
再稼働の準備が進む福井県の高浜原発4号機で放射性物質を含む1次冷却水が漏れたトラブルは、弁を固定するボルトの緩みが原因だったことがわかった。
このトラブルは今月20日、再稼働に向けた作業が進む高浜原発4号機の原子炉補助建屋で放射性物質を含む1次冷却水約34リットルが漏れたもの。これまでの調べで、原因は配管の水の流れを止める弁のボルトの締め付けが緩かったためとわかった。
関西電力では3号機と4号機にあわせて160か所ある同じような弁の締め付け具合を調べる方針。22日の午後7時すぎから原子炉本体を使った最終検査に取り掛かっていて、予定通り26日にも原子炉を起動する方針。