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聖火台が盛り込まれず…来月末メドに決定へ

2016年3月4日 2:19
聖火台が盛り込まれず…来月末メドに決定へ

 2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の聖火台が、新国立競技場の設計案に盛り込まれていないことが明らかとなり、来月末をメドに設置場所の決定を急ぐことになった。

 東京オリンピック・パラリンピック大会の聖火台を巡っては、去年12月に新国立競技場のデザインは決まったものの、聖火台の設置場所についてはこれまで検討されていなかった。木製の屋根のため、競技場内の観客席から見える場所に聖火台を設置するのは防火上、難しいとの懸念も出ており、遠藤オリンピック・パラリンピック担当相がリーダーを務める検討チームが、来月末までに設置場所を決めることになった。

 これまでの夏のオリンピックでは、聖火台はすべて競技場内に設置されているという。