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聖火台の設置場所「対応できる」~隈研吾氏

2016年3月8日 14:23
聖火台の設置場所「対応できる」~隈研吾氏

 新国立競技場の設計案に聖火台の設置場所が盛り込まれていなかった問題で、設計を手がける建築家の隈研吾氏は日本テレビの取材に対し、「どのようにでも対応できる」と述べた。

 隈氏「聖火台はどこにでも置けるなと考えながらやっていたから、木でも、聖火台の置かれるところが決まったところの上を不燃の処理をしたり、その部分を鉄にしたりとか、そういうことはすごく簡単にできることだから全然心配していなかったです」

 また、隈氏は聖火台の設置場所の決定について「なるべく早いほうが良いが、5月の基本設計の時期を多少越しても対処の仕方は色々ある」と述べた。

 一方、遠藤オリンピック・パラリンピック担当相は8日の閣議後の会見で、11日に1回目の検討会を開催し、来月末までに点火場所と設置場所をおおまかに決める方針を明らかにした。

 また、この問題について、組織委員会の森会長が先週、「一番悪いのは馳浩だ」と発言したことについて馳文部科学相は「愛の鞭(むち)だと思っておりますが表現ぶりは森会長らしいなと」と述べ、森会長が怒っていたのは、トップレベルで共有すべき話を、現場レベルで議論していたためと説明した。

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