2月の完全失業率 前月より悪化の3.3%
総務省が29日朝に発表した2月の完全失業率は前の月より悪化し、3.3%だった。
2月の完全失業率は前の月より0.1ポイント悪化し、3.3%だった。女性が0.1ポイント改善した一方、男性は0.2ポイント悪化した。
総務省統計局は「よりよい条件を求めて自発的に退職する人が多く、失業率が低い状況は続くだろう」としている。就業者は1年3か月連続で増えていて、特に「宿泊・飲食サービス」「医療・福祉」などで前の年の同じ月より増えている。
厚生労働省によると仕事を求める人、1人にどれだけの求人があるかを示す2月の有効求人倍率は1.28倍で、1月と変わらなかった。1991年12月以来、約24年ぶりの高い水準。こちらも、宿泊や飲食サービス業、製造業で求人が多くなっている。