外国人向けに15種類の新しい地図記号
外国人観光客に分かりやすい地図を作ろうと国土地理院は30日、外国人向けに作った新たな地図記号を発表した。
外国人向けに作られた新しい地図記号は全部で15種類。例えば、現在は、バツ印で表している交番は警察官の敬礼姿に、郵便局は封筒をイメージしたデザインに、また、ホテルは人がベッドで寝ているデザインになることなどが決まった。このほかサンドイッチとペットボトルでコンビニなどを表し、カートのマークで百貨店などを表す記号が作られた。
一方、寺院の記号は三重の塔をイメージしたものが提案されていたが、「卍記号を尊重すべき」など、反対意見が多かったため採用は見送られた。今後、外国語の地図やガイドブックで使われることになる。