熊本地震 新幹線運休など交通への影響も
14日午後9時26分頃、熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測する地震があり、交通への影響も出ている。
JR九州によると14日夜、地震で回送列車が脱線した影響などで、九州新幹線は博多と鹿児島中央の全区間で終日運休することが決まった。また、熊本県を通る多くの在来線も始発から運転見合わせが相次いでいる。
空の便は、全日空とソラシドエアが15日午前中、熊本発着の計4便で欠航し、他の便も遅れが出ている。また九州新幹線の運休を受け、全日空では午後、伊丹-熊本間と伊丹-鹿児島間などで臨時便を運航するという。日本エアコミューターも福岡-鹿児島間で臨時便を運航するとしている。
一方、九州自動車道、南九州自動車道などの高速道路は、斜面の崩落や路面の陥没などで、熊本県内のほぼ全ての区間で通行止めが続いている。