熊本地震 午前3時35分、被害まとめ
16日午前1時25分ごろから熊本県で大きな地震が相次ぎ、震度6強と震度6弱を観測した。16日午前3時35分現在、被害まとめ。
熊本市によると熊本市民病院の建物が傾き、倒壊の恐れがあるということで、入院している患者を別の建物に移送しているという。また自衛隊が救助に向かっているという。
熊本県によると15日までに8人が死亡した益城町で、あらたに3人が生き埋めになっているという情報があり、警察などが確認を急いでいるという。
震度6弱を観測した熊本県阿蘇市の消防本部によると、地震の直後から家屋が倒壊したという通報が多数寄せられているという。熊本県によると阿蘇市で家屋倒壊で死者が出ているという情報があるという。
震度6強を観測した熊本県宇城市の警察署によると、市内の家屋2軒が倒壊したという情報があり現在、警察が現場で確認を行っているという。
同じく震度6強を観測した熊本県嘉島町の役場によると、町内で家屋が倒壊し、人が生き埋めになっているという情報が入っているという。西原村で10軒以上の家屋で人が生き埋めになっているという情報がある。
また、震度6強を観測した菊池市の消防によると市内の病院に10人が搬送された。菊池市は全域に避難勧告を発令し、近くのグラウンドなど安全な場所への避難をよびかけている。
震度6弱を観測した熊本県八代市の市役所によると、八代総合体育館で吊り天井が一部落下しているという。震度6弱を観測した熊本市の南にある御船町役場によると、町内の今城地区で家屋数軒が倒壊し、5人が重軽傷を負っているという。
熊本県人吉市でも住宅が倒壊しけが人が出ているという。
また大分県警察本部によると、由布市湯布院町の川南地区で、民家が倒壊し、負傷者が出ている模様だという。また日田市の松原ダムで落石があり、負傷者がいるという。いずれも、ケガの程度についてはわかっていないという。