「熊本地震」被害まとめ:死者数、搬送など
「平成28年熊本地震」による被害まとめ。
最大震度7を観測した熊本県の中部・益城町では、男女8人が倒れてきた家屋の下敷きになるなどして亡くなった。また、益城町の隣にある熊本市東区でも女性1人が死亡していて、合わせて9人が亡くなっている。
熊本県では1000人以上が病院に搬送されていて、15日午後3時現在、7262人が避難している。
さらに、建物の被害も多くでている。益城町では多くの住宅が倒壊し、火事や水道管が破裂するなどの被害が相次いでいる。熊本市中央区ではマンションに大きな亀裂が入り、渡り廊下の一部が崩落するなどの被害がでている。
政府の地震調査委員会は、被害が大きかった益城町の近くをはしる日奈久断層帯の一部分の活動で今回の地震が起きたと考えられると、15日夕方に発表した。