熊本、大分で震度5強 原発に異常みられず
気象庁によると18日午後8時42分頃、西日本地方で震度5強の地震があった。
午後8時42分頃の地震で震度5強を観測したのは、熊本阿蘇、大分西部。震度4を観測したのは、熊本地方、熊本天草芦北、大分南部、福岡筑後、佐賀南部、宮崎北部平野部、宮崎北部山沿い。
この地震の震源は熊本県阿蘇地方、震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定される。
気象庁によると、この地震による津波の心配はなく、また、今のところ熊本県にある阿蘇山の状況に変化はないという。
また九州電力によると、鹿児島県の川内原発と佐賀県の玄海原発に異常はみられないという。
気象庁は、これまでの地震で地盤が緩んでいるため、山間部を中心に新たな土砂災害や崖崩れの発生に警戒するよう呼びかけている。