スカイマーク整備士2人に航空業務停止処分
国土交通省はスカイマークの整備士2人に対し、去年1月、出発前に必要な点検をしないまま飛行機を運航させたとして、22日から20日間の航空業務を停止する行政処分とした。
国交省によると、スカイマークの整備士2人は去年1月、羽田発那覇行きの出発前の機体を点検していた際、操縦システムの異常を知らせるライトがついていたことに気づきながら、システムを点検することなく運航させたという。
その後、システム自体に異常はなく、ライトの不具合だったことがわかったが、国交省は、必要な点検を怠り運航させたとして、スカイマークを厳重注意し、整備士2人については22日から20日間の航空業務停止とした。
スカイマークによると、整備士はいずれも30代の男性で、出発時刻までに確認作業が終わらないと判断したため点検をしなかったと話しているという。
※先ほど配信した記事の中で、「今年1月」とお伝えしましたが、正しくは「去年1月」でした。おわびして訂正します。