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世界的な建築家や登山家、避難者を支援

2016年4月25日 3:59
世界的な建築家や登山家、避難者を支援

 熊本地震で避難している人たちのストレスを和らげようと、世界的な建築家や登山家が被災地支援に乗り出した。

 紙でできた支柱に布をかけて、学生たちが個室のような空間をつくっていく。これは世界的な建築家・坂茂さんが避難所でプライベートな空間を確保できるよう開発したもの。熊本市の帯山西小学校には24日、この間仕切り60セットが無償提供され、坂さんと、熊本県の蒲島知事が今後の連携を確認した。

 建築家・坂茂さん「熊本でも、標準なものとして避難所に入れていただきたい」

 一方、益城町の総合運動公園には、世界的な登山家・野口健さんがテント125はりを届けた。テントの提供は車中泊をしていた人に向けたもので、約600人が利用できるという。

 登山家・野口健さん「車の中で生活するのはものすごいストレス。快適な環境をつくっていきたい」

 野口さんは今後、寝袋なども提供したいとしている。