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大分県由布市で震度5強 原発に異常なし

2016年4月29日 16:05
大分県由布市で震度5強 原発に異常なし

 29日午後3時すぎ、大分県由布市で震度5強を観測する強い地震があった。気象庁は今後も強い揺れに警戒するように呼びかけている。

 気象庁の観測によると午後3時9分ごろの地震で、震度5強を大分県由布市で観測した。また別府市で震度3の揺れを観測している。震源は大分県中部、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.4と推定される。この地震による津波の心配はない。

 また各電力会社によると、鹿児島県の川内原発と佐賀県の玄海原発、愛媛県の伊方原発にはいずれも異常はみられないという。

 今月14日以降、大分県や熊本県では地震活動が活発になっており、今回の地震はその活動域で起きたものとみられる。気象庁は今後も強い地震のおそれがあるため、土砂災害や家屋の倒壊などに十分警戒するように呼びかけている。

 気象庁は午後5時15分から記者会見を開くことにしている。