つくばEX ドアに傘とバッグを挟み走行
つくばエクスプレスの電車が、ドアに乗客の傘とバッグを挟んだまま走行し、傘が壊れるなどしていたことが分かった。
つくばエクスプレスの運営会社、首都圏新都市鉄道によると、先月28日、埼玉県八潮市のつくばエクスプレス、八潮駅で、秋葉原行きの電車がドアに乗客の傘とトートバッグを挟んだまま発車し、次の駅まで走行したという。傘とバッグは、駅に設置されているホームドアにぶつかり、折れるなどしたが、乗客にけがはなかった。
つくばエクスプレスの電車は、太さ13ミリ以上の物がドアに挟まればセンサー検知する仕組みだということだが、挟まった傘の柄と、バッグの持ち手部分が13ミリ未満だったため検知できず、運転士や駅員も気づかず、発車したという。
首都圏新都市鉄道は「今後、ドアの開閉は慎重に行い、乗降時の確認作業を徹底する」としている。