JR山陽線 運転士“勘違い”で駅を通過
28日午前、山口県防府市のJR山陽線で運転士が勘違いをして駅を通過し、車掌が急ブレーキをかけて停車した。列車には約50人が乗っていたがケガをした人はいなかった。
JRによると28日午前9時20分頃、防府市の富海駅で上りの4両編成の列車がホームを通過したため、車掌が急ブレーキをかけて本来の停止位置を140メートル過ぎて停車したという。列車には約50人が乗っていたがケガはなかった。
JRによると富海駅で降りる乗客が2人いたため次の戸田駅で下りの列車に乗り換えたという。富海駅で乗車する人はいなかった。
運転士は「回送列車を運転することがあり一時的に回送と思った」と話しているという。JR西日本では「大変申し訳なく思っている。再発防止に努めたい」とコメントしている。