石井国交相、阿蘇地区の観光施設を視察

熊本地震を受けて石井啓一国土交通相が15日、熊本入りし、一連の地震で大きな被害を受けた阿蘇地区の観光施設などを視察した。
震災後、石井国交相が熊本に入るのは今回で2度目で、15日午前、一連の地震で崩壊した阿蘇神社などの被害状況を視察した。その後、場所を移して意見交換した地元の観光関係者からは道路やJRの早期復旧のほか、ダメージを受けた観光業界への積極的な支援を求められた。
「九州の観光の復興が喫緊の課題だと思っており、観光復興に向けての総合支援プログラムを政府として早急に取りまとめたいと思っている」-石井国交相は余震の推移を見ながら、できるだけ早く九州の観光キャンペーンを行いたいとしている。