民進党、マニフェストで意見交換
民進党は27日、夏の参院選のマニフェストについて意見交換した。示された素案には、去年成立した安全保障関連法の白紙化などが盛り込まれている。
意見交換会では、安全保障政策について、去年成立した安保関連法は憲法違反だとして白紙化するとしている。その上で、いわゆる「グレーゾーン事態」に対処するため、領域警備法を制定して日本周辺の防衛体制を強化するとしている。
また、保育士などの給与を1人月額5万円上げることなどが盛り込まれている。
一方、消費税率引き上げの是非については触れられていない。そのため、出席した議員からは「消費税はどうしていくのか」との意見が出たという。
民進党は今後、安倍政権の出方や所属議員らの意見を聞いた上で、5月末をめどにマニフェストをとりまとめる考え。