まん延防止解除 小池知事が対策徹底求める
東京など18都道府県に適用されていた、まん延防止等重点措置が21日で全面解除されましたが、東京都の小池知事は、あらためて基本的な感染対策の徹底を求めました。
小池都知事「基本的な対応策をぜひ実施し続けていただきたいと思います。自分を守るということになります」
重点措置が全国のどこにも出されていないのは、1月8日以来、およそ2か月半ぶりですが、感染再拡大への警戒から自治体によって独自の対策が継続されます。
東京都は、22日から来月24日までを「リバウンド警戒期間」とし、飲食店への時短要請は解除するものの、1グループ4人まで2時間以内の利用とするよう協力を求めます。
認証店では、全員の陰性が確認できれば制限は求めませんが、非認証店には、酒類の提供を夜9時までとする協力を求めます。
22日朝、東京・品川の通勤客からは慎重な声がきかれました。
通勤客「人出もかなり出ているので。あとは自分たち一人一人が気をつけるところは続けないといけない」
一方、観光地、鎌倉のそば店ではこれからの季節に期待する声も。
鎌倉季草庵・田村徳幸さん「(まん延防止等重点措置が)明けて これから感染が少なくなって、たくさんの観光客が来ていただけること、これが一番私は期待していますね」
見頃をむかえた梅の花が咲く中、雪が降りしきる日本三名園のひとつ水戸の「偕楽園」でも。
見晴亭・平山浩美さん「あいにくこの天気のおかげで、お客様は遠のいておりますが、明日以降来てくれるかなと期待しております」