舛添氏「政党交付金」寄付で説明責任は?
東京都の舛添知事が、2年前の知事選に「無所属」で出馬した際、「新党改革」の政党交付金429万円が知事個人の資金管理団体に移されていたことが分かった。
舛添知事は、都知事選出馬前「新党改革」に所属する参議院議員だったが、都知事選には、新党改革を離党し「無所属」で出馬していた。
政治資金収支報告書によると、舛添知事が知事選へ出馬表明する2014年1月14日の前後に2回に分け、新党改革の本部から知事が代表を務める支部に計600万円が寄付されている。その後、知事が離党し支部が解散する際に、その支部から知事個人の資金管理団体に計526万円が寄付され、このうち429万円が新党改革に交付された「政党交付金」だった。無所属で出馬する知事に支部を迂回(うかい)する形で離党した政党の政党交付金が寄付されたことについては、不適切との指摘もある。
舛添知事「(Q政党交付金の400万円について)ご迷惑をおかけしてます。今調べています」
舛添知事は20日の会見で、この問題について説明する見通し。