原爆資料館 前年同期比2倍の入館者に
アメリカのオバマ大統領の広島訪問を受け、原爆資料館への入館者が増えている。週末の2日間はいずれも6000人を超える入館者が訪れており、前年の同時期に比べ2倍に増えている。
オバマ大統領が見学した広島市中区の原爆資料館には30日も多くの人が訪れた。オバマ大統領訪問後、初めての週末となった28日、29日の入館者は約1万3400人。これは前年同じ時期の約2倍の数。また、外国人の入館者も倍増した。
原爆資料館・諏訪良彦副館長「被爆の実相を世界中の人々に知ってもらうことがミッション。外国人の方を含めて多く来館していただけたことは大変いい」
山口県から来た人「オバマさんのテレビ放映を見て、十数年ぶりに来た。改めて戦争の悲惨さやむなしさを痛感した」
またオバマ大統領は原爆資料館に4羽の折り鶴を託したが、原爆資料館では問い合わせが相次いでいることから4羽の鶴の展示も検討している。