米有力紙、オバマ大統領の広島訪問を促す
アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」は15日付の社説で、オバマ大統領の広島訪問を促した。
社説では、戦後70年余り「被爆者や日本人は恐ろしい体験を警鐘に変えてきた」としたうえで、「彼らの献身に敬意を示すことはオバマ大統領にふさわしい役割だ」と指摘、広島訪問を促した。そして、原爆投下の是非に踏み込まなくても訪問は可能だ、としている。
また、社説ではオバマ大統領が広島の地で発言すれば、自身が掲げる「核なき世界」の実現にむけ、残る課題への取り組みを示せるだろう、とその意義を強調している。
さらに共和党の大統領候補トランプ氏による、「日本や韓国の核武装を容認する向こうみずな発言に反撃できる」と述べている。