舛添知事の疑惑を追及「集中審議」開催決定
9日の東京都議会・総務委員会理事会で、舛添東京都知事をより厳しく追及する「集中審議」の開催が決まった。
総務委員会の理事会は午前11時から行われているが、1時間ほど前に舛添知事を総務委員会に呼んで集中審議を行うことを全会派一致で決めた。ただ、開催日については与野党で意見が分かれていることから、調整が行われている。
都議会総務委員会・加藤雅之委員長「自民党・公明党の方から知事を総務委員会に呼んで集中審議をすべしという提案がなされまして、全会派一致でやろうということが決まりました」
理事会では集中審議について、日程は複数日やること、議題は「海外出張の経費」「公用車の使用」「政治資金収支報告書等」とすることを確認している。
一方で、知事への質疑の開始日について、「週明けの13日から直ちに質疑を開始すべき」と主張する野党と、「まず知事に対して資料請求をするべき」と主張する与党で意見が分かれていて、日程については調整が行われている。
一方、舛添知事は午後1時すぎに登庁した。
舛添知事「(Q:集中審議が決まったが)議会の指示に従いたいと思っています」
また、舛添知事は、月145万円の給料を減額する条例の改正案を提出する考えを8日、都議会に伝えたことについては、「議会から身を切るような対応をして欲しいと言われたので、(給料減額の申し出は)私の一つのケジメのつけ方」としている。