より厳しく追及…都議会“集中審議”決定へ
都議会は9日午前、総務委員会の理事会を開催する。この理事会で、疑惑について舛添都知事をより厳しく追及する“集中審議”の開催を決める見込み。
都議会では、7日と8日、代表質問と一般質問が行われ、与野党から厳しい質問が相次いだが、舛添知事は謝罪を繰り返すだけで詳しい説明を避け続けた。これに対し都議会は、『知事の説明は不十分』だと反発を強めていて、午前11時からの総務委員会の理事会で、一問一答形式でより厳しく知事を追及できる集中審議の開催を決める見通し。
都議会総務委員会・加藤雅之委員長「集中審議をやるべきという声は強まっている事は十分理解している」「都民の期待に応えられるよう、委員長としても(各会派の意見を)しっかりとまとめていく」
一方、舛添知事は8日、都議会に対し月145万円の給料を減額する条例の改正案を提出する考えを伝えたが、都議会側はこれを受け入れると知事の続投を認める事になるなどとして、慎重に対応を検討する方針。