舛添知事「集中審議」13日午後から開催
舛添東京都知事の疑惑について、東京都議会は9日、知事を今まで以上に厳しく追及する「集中審議」を13日午後から開催することを決めた。
都議会総務委員会・加藤雅之委員長「知事の出席を求めての総務委員会の集中審議は、13日(月)の14時半から行うことが決まりました」「誠心誠意答弁をしていただいて、都民の納得がいく誠意ある答弁をしていただきたいとお願いした」
都議会の総務委員会に知事を呼んで行う集中審議は、事前に質問を通告せず一問一答形式で行われるため、代表質問や一般質問に比べてより厳しく追及ができる。9日の理事会では、1回目の質疑は13日午後2時半からに決まった。約4時間半にわたって審議する予定。2回目は1週間後の20日午後1時から約7時間行われる予定で、2回の集中審議で足りなければ、さらに日程を追加していくとしている。議題は「海外出張にかかる旅費」「公用車の運用」「政治資金の使い方」の3点についてと決まった。
一方、舛添知事は9日、集中審議に応じる姿勢を示した。また、舛添知事は、月145万円の給料を減額する条例の改正案を提出する考えを都議会に伝えたことについては、「私の一つのケジメのつけ方」だと話した。しかし、都議会側は、これを受け入れると舛添知事の続投を認めることになるなどとして、慎重に検討する方針。