集中審議 舛添知事「真摯にお答えしたい」
10日、定例会見を行った東京都の舛添知事は、都議会が開催を決めた、海外出張や政治資金問題などを一問一答形式で問う集中審議について「真摯(しんし)にお答えしたい」と述べた。
「まさにラストチャンスというお言葉もいただきましたので、私は真摯に自分の知っていることを包み隠さず申し上げたいと思います」-舛添知事は自身の疑惑について、都議会で13日に行われる集中審議で「真摯にお答えしたい」と述べた。
また、舛添知事は都議会の代表質問や一般質問での答弁が「説明不足」と批判されたことについて、「質問に対しては答えたつもりだ」と話し、改めて知事を続ける意向を強調した。
舛添知事「都民に対して仕事をしないと、死んでも死にきれない。ぜひお許しをいただいて、もう一度しっかりと仕事をさせていただくチャンスをいただきたい」
舛添知事への集中審議は、「海外出張にかかる旅費」「公用車の運用」「政治資金の使い方」の3点を議題に、13日と20日に計11時間以上行われる予定で、説明が足りなければ、さらに日程を追加して行われることになる。