舛添知事の責任追及 午後から一般質問
東京都の舛添知事に対する都議会の追及が続いている。7日の代表質問に続き、8日の一般質問でも知事に対し厳しい追及が行われる見通し。
一般質問は、8日午後1時から都議会の議場で始まり、午後7時過ぎまで15人の議員が質問する。
7日の代表質問では、与野党から「知事失格」「調査が信頼できない」などと厳しく追及された舛添知事だが、8日も厳しい表情で足早に登庁した。
7日の代表質問で舛添知事は一部『不適切』としながらも『違法性はない』とする、調査結果の内容を繰り返すだけで、知事にとどまる考えをあらためて示した。これを受け、8日の一般質問に立つ議員は深夜まで質問内容を練り直すなど、対応に追われた。
都議会自民党・島崎義司議員「ほとんど寝ずに(質問内容の調整を)やっている。知事の答弁の不十分な部分そのポイントを厳しく追及していく」
都議会公明党・高倉良生議員「ギリギリまで質問の内容について検討を重ねた。きょうも一般質問で厳しく知事を問いただしたい」
共産党都議団・大島よしえ議員「きのうの代表質問を聞いてがっかりした部分もある。さらに追撃したいと思う」
舛添知事が一般質問で、調査結果からさらに踏み込んだ事実を自ら説明できなければ、都議会は9日の総務委員会で知事を一問一答で追及できる集中審議の開催を決定する見通し。