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燃費データ不正 国交省が不正防止策

2016年6月11日 1:47
燃費データ不正 国交省が不正防止策

 三菱自動車やスズキが燃費データの不正を行っていた問題で、国土交通省は、メーカーによる燃費データの測定試験に抜き打ち検査を行うなどの不正防止策をまとめた。

 国土交通省の対策チームが10日にまとめた中間報告では、不正を防ぐために自動車メーカーが行う燃費データの測定試験に、国の検査機関が抜き打ちで立ち会うとしている。

 また、測定で不正が見つかった場合には、その車種を発売するために必要な車の「型式指定」の申請を却下し、販売できなくする規定も盛り込まれた。

 さらに、不正を行ったメーカーには、立ち会い検査を増やすなど、一定期間、審査を厳しくする。

 メーカーにとっては生産・販売計画が遅れて打撃となるため、不正を防止する効果を得られるとしている。