余震心配…不安な一夜 自主避難も 函館市
16日午後、北海道函館市で震度6弱を観測する地震があった。余震への恐怖から2人が自主避難し、不安な一夜を過ごした。
内浦湾を震源とするこの地震では、函館市で震度6弱、七飯町、鹿部町で震度4を観測している。函館市の臼尻地区の霊園では、墓石が倒れたりずれたりする被害があった。
霊園を訪れた人「すごい、音だけはすごかったんだよね。ソファで寝てて、すごい音で跳び起きた」
函館市川汲町の老人ホームでは、82歳の女性が天井からの落下物にあたり軽いケガをしたという。
また、函館市の避難所では、余震が怖いと自主避難してきた親子が不安な一夜を過ごした。
避難した人「下から突き上げるような(揺れ)、体験したことないものだから、びっくりしてしまって」
気象台では、今後も余震に警戒するよう呼びかけている。