国交省 三菱自動車の「軽」販売継続認める
国土交通省は燃費偽装が発覚した三菱自動車の軽自動車4車種について、燃費値を正しく直した上で販売継続を認めることを明らかにした。
違法な方法で燃費データが測定されるなどの不正があった三菱自動車の軽自動車4車種について、国は、独自に燃費と排出ガスの試験を行ってきた。石井国土交通相は21日朝の会見で、試験の結果、いずれの車種も、国に提出した燃費値に比べ最大約16%と大幅に下回っていたことを明らかにし、正しい燃費値に修正して届け出るよう指示した。
一方で、排出ガスについては、保安基準を満たしていたと述べ、車の「型式指定」は取り消さず、販売を継続することを認めるとした。