両陛下、「日本学士院賞」の授賞式に出席
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天皇皇后両陛下は優れた研究者を讃える日本学士院賞の授賞式に出席し、「ニホニウム」と名付けられる113番元素の発見者とも懇談された。
天皇皇后両陛下は27日午前、「日本学士院賞」の授賞式に出席された。この賞は優れた業績を挙げた研究者に贈られるもので、式には各分野から10人が出席した。
細胞内でタンパク質の品質を管理する仕組みを解明した京都大学の森和俊教授には特に「恩賜賞」も授与された。また、113番元素を発見し、アジアで初めて命名権を得て「ニホニウム」の名を提案した九州大学の森田浩介教授も受賞した。
受賞者から説明を受けた両陛下は、森教授に「これからいろいろな発展をするわけでしょうね」と話し、森田教授には「よろしかったですね、本当にね」とねぎらわれた。