車の自動走行に向け課題を議論 警察庁
警察庁は、車の自動走行の実現に向けての課題について話し合う会議を行った。
政府は2020年までに、有人の車の高速道路での自動走行の実用化や、無人の車の遠隔操作での自動走行の実現を目指していて、さらには、2025年をメドに、ドライバーが一切、運転に関わらなくてもよい完全自動走行システムの実現を目指すとしている。こうした自動走行の実現に向け、警察庁は27日、有識者を交えた検討委員会を開いた。
車の自動走行を巡っては、渋滞を引き起こす可能性や安全性、事故が起きた際に誰が救護や通報を行うのかや責任の所在など多くの課題が指摘されているが、警察庁はこの検討委員会などで今後、対応策や法令の検討などを話し合うことにしている。