東海大農学部、熊本市内で授業再開
熊本地震で南阿蘇村のキャンパスが大きな被害を受けた東海大学農学部の授業が、1日から熊本市で再開した。
東海大学の阿蘇キャンパスでは、農学部の学生約1000人が授業を受けていたが、地震で校舎などに大きな被害を受けた。1日から、熊本市東区の熊本キャンパスで授業が再開され、朝から農学部の学生たちが登校した。
農学部の学生「時間があきすぎているので、勉強の予定もきつきつに入れていて不安」「環境が変わって少し戸惑っているが、友達関係は変わっていないので、人間関係を大切にして過ごせたら」
東海大学によると、農学部は少なくとも2年間は熊本キャンパスで授業を行う。これまでできなかった授業時間を確保するため、春学期は通常より約2週間長い8月17日までとし、授業時間も通常より45分長い2時間15分にする。